タイヤをいつもベストコンディションで使うために、ぜひお読みください。
参考URL:http://www.michelin.co.jp/tires/pc/knowledge/index.htmlより引用
タイヤのショルダーやトレッド面をよく見ると、ビバンダムや▲の印の近くで、溝が浅くなっている部分があります。タイヤが摩耗し、溝の深さが残り1.6mmになると、ここにスリップサインが現れます。これは摩耗の限度を示すもので、運動性能が低下したり、濡れた路面でスリップしやすくなるなどの危険をお知らせするものです。また、1.6mm以下の溝のタイヤで走ることは、道路運送車両法の保安基準により違法にもなります。このサインが現れたタイヤは絶対に使用しないよう、注意しましょう。もちろん、このサインが現れていない場合でも、使用中のタイヤに不具合を感じたときには、早めに交換することをお勧めします。
タイヤの摩耗が進むと、特に雨の日の排水効果に大きな変化が見られるようになります。新品のタイヤは排水性が高く、きちんと路面をとらえることができます。しかし、摩耗したタイヤでは、タイヤが道路から浮き上がる、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなり、とても危険です。ドライブの前には、タイヤをしっかり確認するよう心がけましょう。
サイドウォールの一部分が気泡のように盛り上がっているような変形を見つけたら、できる限り速やかにタイヤ交換を行ってください。この変形の原因は“ピンチカット”と呼ばれ、縁石に乗り上げた際などにサイドウォール部が衝撃を受け、タイヤ内部のコードが切れてしまっている状態のことをいいます。この状態のまま走行をつづけるとタイヤがバーストする恐れもあり、大変危険です。
空気圧が不足した低空気圧のタイヤで走行すると、燃費が悪化するばかりか、ハイドロプレーニング現象を招いたり、操縦性や安定性が低下するなど、さまざまな悪影響が現れます。さらには、たわみ運動量が増えてタイヤが異常に高温になり、バーストの危険性もあります。スペアタイヤも含め、すべてのタイヤの空気圧を定期的にチェックして、常に適正空気圧を保つようにしましょう。その際、空気圧の計測は必ず冷間時に行い、走行直後に空気圧を測ったり、空気を抜くことは絶対に避けてください。自分の車の自動車メーカー指定の空気圧(標準指定空気圧)を確認しておきましょう。(一般的にはフロントドア付近に表示プレートがありますが、車種によって異なります)。
装着していないタイヤは、ガレージなどの直射日光が当たらない場所(高温・多湿を避ける)に、図のような状態で保管するようにしましょう。
http://www.bridgestone.co.jp/tire/basic/ ブリジストンのHPも参考下さい。
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